この記事はこんな方におすすめ
- 壁に棚やカーテンレールを取り付けたい
- ネジが緩んで棚やフックが落下してしまう
- 下地の探し方を知りたい
重量のある棚やカーテンレール等をしっかりと固定したいと、悩んだことはないでしょうか?
下地探しの工具の使い方さえ分かれば、誰でも簡単に下地を探せます。
今回は私が、実際に下地探しの工具を使った時の写真を使い詳しく紹介します。
棚やカーテンレール等をしっかりと固定したいと悩んでいる人はぜひ試してみてください。
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それでは解説します。
壁の構造
一般的な壁は、上記の図の様な構造になってます。
「柱」「間柱」「LGS」などの下地に石膏ボードがビスで固定されてます。石膏ボードは防火、耐火、遮音などを目的とした下地材です。デメリットは、もろくて崩れやすいので、重い物を釘やネジで固定することはできません。棚やカーテンレールを取り付けるなら、「柱」「間柱」「LGS」にネジを打ちましょう。目視で確認できない石膏ボード裏の「柱」「間柱」「LGS」を探す必要があります。
使用した工具
- 下地センサー HG 78577
- 下地探し どこ太 Basic 45mm
下地探しの工具は主に2タイプあります。
「センサー感知で探すタイプ」「壁に針をさして探すタイプ」です。
センサー感知で探すタイプ
下地センサー HG 78577
センサー感知で探すタイプの写真です。
9Vの電池で動作します。電池は100均で購入できます。
電源を入れる
左側の持ち手の部分に電源のスイッチが付いてます。
このスイッチを押した状態でセンサーを使います。
センサーを使用してみる(間柱の左側)
壁に当ててからスタートスイッチを押します。
スイッチを押したままスライドさせ、ライトが点灯したら印を付けます。
センサーを使用してみる(間柱の右側)
先程と同様に、壁に当ててからスタートスイッチを押します。
スイッチを押したままスライドさせ、ライトが点灯したら印を付けます。
印を付けた2点間が間柱の位置になります。
間柱の位置(下地がある範囲)
写真の位置が下地がある範囲です。
ここを狙って棚やカーテンレールを取り付けましょう。
壁に針をさして探すタイプ
下地探し どこ太 Basic 45mm
壁に針をさして探すタイプの写真です。
「FREE」「LOOK」のスイッチを動かして使用します。
他にも35mmタイプやマグネットタイプなど色々な種類があります。
先端の構造
針の先端には目盛りが付いています。
スイッチを「FREE」にすると針が飛び出します。
使用しない時はスイッチを必ず「LOOK」にしましょう。
針が飛び出して、ケガの原因になります。
針の付け方・取り替え方
写真は本体をバラした物です。
針は元々付いてます。また、針ホルダーに2本予備が付いてます。
先端が曲がったら交換しましょう。
壁に使用してみる(下地がない場合)
石膏ボードの裏に下地がない場合だと、写真の様に目盛りがすべて縮みます。
ここにビスを打ってもボロボロになるのでしっかり固定できません。
壁に使用してみる(下地がある場合)
石膏ボードの裏に下地がある場合だと、写真の様に目盛りが途中で止まります。
目盛りを確認すると14mmでした。クロス面から、約14mm奥に間柱などの下地がある事が分かります。
今回の場合だと、棚やカーテンレールを固定するネジは14mm以上の物を用意しましょう。
替針10本入り
替針は10本入りで売っています。35mm・45mmどちらも兼用できます。
シンワ測定株式会社さま_説明書
メーカーさまのホームページに、それぞれの説明書がありますので心配な方は確認してみてください。
最後に
「センサー感知で探すタイプ」「壁に針をさして探すタイプ」を使い分けると作業が捗ります。これで棚やカーテンレールを壁にしっかりと固定できそうです。
壁がボロボロにならない様に、下地を探しの使い方を覚えて色々なDIYにチャレンジしてみてください。
今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです