DIYに欠かせない電動工具(ブラックアンドデッカー マルチエボ)を紹介します。
みなさんのDIYで参考になれば幸いです。
この記事はこんな方におすすめ
- 電動工具を買いたいけど、高い買い物だからどれを買うか悩んでる
- マルチエボって便利そうだけど、メリット・デメリットを知りたい
- 実際マルチエボってどうなの?
初めての電動工具を購入される方は、どのメーカーにしようか?とお悩みかではないでしょうか。
ブラックアンドデッカー マルチエボは、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に使えます。
私が実際に使用している、マルチエボの写真や使った感想を詳しく紹介します。
どのメーカーの電動工具を買おうか?と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
それでは解説します。
ブラックアンドデッカーとは
S・ダンカン・ブラックとアロンゾ・G・デッカーによって1910年に米国で設立されたブラック・アンド・デッカーは、電動工具製品における世界最大のメーカーです。
最近のDIY系のメディアやブログなどを見ていると、よくみなさんが使用している工具メーカーです!
マルチエボの使い方
マルチエボは、ヘッドと呼ばれる部分を作業に合わせ、取り替えて使用します。
その構造が1台で何役もこなせる秘密になっており、ヘッドを交換するだけで、木材のカット、サンディング、穴あけ、ネジ締めまで出来めちゃくちゃ便利な工具です。
標準のドリルドライバーに、インパクトドライバー、丸ノコ、ジグソー、レシプロソーまでが5アイテムがセットに! これがなんと楽天で 33,880円!
マルチエボのヘッド紹介
マルチエボのヘッドにはどのような物があり、どんな作業ができるかご紹介します!
私が持っている、又は以前持っていたヘッドはオレンジ枠のアイテムです。
ドリルドライバーヘッド(EDD183)
●回転数(回転/分):0-800
●最大トルク:22N・m
●木工穴あけ:25mm
●鉄工穴あけ:10mm
マルチエボのセットの中に必ず入っているヘッドです。木工加工でドリルの穴あけとネジ絞めなどで使ってます。トルクの調整機能がついているので、弱い材質のものにでも使用できる様になっています。ただし、コンクリートなどの穴あけは振動ドリルでないと穴があかないので注意してください。
・ネジを木材に打つ時、いきなり打つと木材は割れることがあります。
・このドリルで下穴を開け、その穴にビスを打つと木材の割れを防ぎながらきれいに仕上げることができます。(ひと手間かかるのがデメリットです)
サンダーヘッド(ESH183)
●回転数(回転/分):0-9,000
木材のヤスリがけを早く終わらせることができるヘッドです。
今まで手作業でヤスリがけしており、腕が悲鳴をあげてましたがこのヘッドのおかげで解決しました。
ただ、こちらは回転数が一定です。細かい作業をされるのであれば、回転数を選べるマキタのサンダーを購入されてもいいかと思います。
・振動が大きいので、女性の方だと使いこなすまで時間がかかるかもしれません。
・私が初めて使ったときは、慣れるのに30分ぐらいかかりました。
インパクトドライバーヘッド(EIH183)
●回転数(回転/分):0-3,100
●最大トルク:140N・m
●打撃数(回/分):0-4,000
ドリルドライバーと同じで、木工加工する際にドリルで穴あけとネジ絞めができます。
ドリルドライバーとの違いは、打撃(インパクト)を与えながらネジ締めができる点です。
打撃することで、固い材質でもネジ締めができます。
・『ドドドッ』と打撃の力でネジ締めができ、手回しのドライバーでは固すぎてできなかったものへの作業で活躍します。
・デメリットは、打撃が強くて木材締めすぎ、たまに割ってしまうことがあります。
丸ノコヘッド(ECH183)
●回転数(回転/分):0-3,400
●刃物外径:85mm
●深さ:21mm
木材を直線でカットするときに役立つヘッドです。
ホームセンターで寸法通りカットしてもらったけど、カットサイズ間違えた!とか組み立ててみると長さ変更しないと組み立てできない!などの非常時に役立ちます。
丸ノコは危険な工具ですので安全のため、人差し指でボタンを引いてからスイッチを押さないと動かないように設計されています。
・切断できる橙の厚さが21mmです。(1×4材は19mmなので問題なくカット出来ます)
・丸ノコ単体で使用すると、まっすぐカットが難しいです。(定規とセットでの使用をおすすめします)
振動ドリルヘッド(EHH183)
●回転数(回転/分):0-500/0-1,600
●最大トルク:46N・m
●打撃数(回/分):0-7,500、0-24,000
●クラッチ:10段階
コンクリートにも穴があけられるヘッドです。
使用するビットにもよりますが、コンクリートはΦ10mm程度が限界です。いきなりΦ10mmの穴は開けず、まずはΦ6mmぐらいの小さい穴を開けてから、少しずつビットを太くしていきましょう。
・振動ドリルと通常のドリルの設定ができます。
・振動ドリルの設定で、木材に穴を開けるときれいに穴があけられません。(使用前に必ず設定を見てから作業すくことをおすすめします)
空気入れヘッド(EIF183)
●ホース長:355mm
●ゲージ径:40.5mm
付属品:ボール用バルブ、浮輪用アダプター、仏式アダプター、英式アダプター
自転車や車の空気充填ができるヘッドです。
空気圧メーターもついてますので、空気圧のチェックもできます。
・使用時の音がとても大きいです。。。
・マンションにお住まいの方や夜間作業される方は注意が必要です。
・空気を入れたあと、金属部分が熱く火傷レベルなので注意してください。
最後に
今回は私が使用したことのあるヘッドを6つ紹介させていただきました。
他にも下記のヘッドがあります。
- ジグソーヘッド
- トリマーヘッド
- オシレーティングマルチヘッド
- マルチのこぎりヘッド
- 2in1ガーデンヘッド
- はさみヘッド
- カーポリッシャー
ジグソーやトリマーヘッドはDIYの幅が広がりそうなツールですよね!
マルチのこぎりは枝を切ったり、鉄パイプも切れ、粗大ごみをコンパクトにできるみたいなので購入しようか悩んでます!
「ブラックアンドデッカー マルチエボ」は、みなさんが製作したいアイテムによってさまざまなカスタムが可能です。いろんな組み合わせを試してください。
ブラックアンドデッカー商品の紹介