トイレで水を流した後に、ポタポタやチョロチョロ音がして水が止まらないことはないでしょうか?
古い住宅や賃貸に住んでいる方によくある悩みですが、直し方さえ分かれば自分で直すことができます。
直し方は色々ありますが、今回は私が直した方法を写真を使って分かりやすく紹介します。
トイレで水を流した後の音に悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
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それでは解説します。
ポタポタ音、チョロチョロ音の原因は
まず、タンク内は写真の様な構造が主流です。
音の原因は色々考えられます。
- 水位が標準水位よりも低い:オーバーフロー管が原因・ゴムフロートが原因
- 水位が標準水位よりも高い:ボールタップが原因・浮き玉が原因
私が直した方法は、ゴムフロートの交換です。
交換後は、「ポタポタ音」・「チョロチョロ音」は無くなりました。
今までタンク内の構造なんて知らなかったです。
構造を知るいい機会になりました。
便器の品番を確認する
便器には品番が記載されてる場合があります。
まずは、記載があるか確認しましょう。
INAXの「C-18PU」という品番のトイレでした。
新しいゴムフロートを用意する
ゴムフロートは先ほどの品番を調べたら適合品が分かります。
ホームセンターには色々な種類のゴムフロートが置いてます。
今回購入したのは「PK-TF-10R-L」直径65mmを購入しました。
このゴムフロートは直径55mm・65mmの2タイプあります。
他にもロータンクのサイフォンタイプもあります。
止水栓や元栓を締める
止水栓はタンク横についてる場合が多いです。
写真の様にマイナスドライバーを使って回します。
- 「時計回り」:締める(水が止まる)
- 「反時計回り」:緩める(水が流れる)
レバーを回してタンク内の水をなくす
レバーを回してタンク内の水を流しましょう。
この時、止水栓が締まっていればタンク内に水は流れません。
水が流れないことを必ず確認をしてから、タンク内の作業をしましょう。
タンク内部
タンクの蓋を外した写真です。
年数も結構たってますので、中はカビてました。。。
古いゴムフロートを取り外す
まず、古いゴムフロートを取り外します。
レバーと連動する部材に金具がついてますので、先に金具を取り外しましょう。
新しいゴムフロートを準備する
新しいゴムフロートを開け、説明書を確認しながら部材を組み立てます。
新しいゴムフロートをセットする
ゴムフロートを外した時と逆の手順でセットします。
セットし終わったら、レバーを動かして問題がないか確認しましょう。
ポイントは、「レバーを下げた時にレバーにテンションがかかっていないか」・「レバーを回したらゴムフロートが浮くか」です。
問題なければタンクの蓋を戻します。
止水栓や元栓を緩める
最初に止水栓を締めたのと逆の手順で、今度は緩めます。
写真の様にマイナスドライバーを使って反時計回りに回しましょう。
タンクの水が一杯になったら、レバーを回して音が改善したか確認します。
2.3回繰り返し、問題なければ完了です。
もしも問題があれば、直ぐに水道業者様へ連絡をおすすめします。
最後に
いかがだったでしょうか?
以前からトイレの音が気になってたので、自分で直そうと思いチャレンジしました。
調べたら直し方は色々出てきます。
簡単に出来ますので、挑戦した事がない方は一度試してみてはどうでしょうか。
自分で直すのが心配な方は、水道業者様へ依頼してみてください。
今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです