新生活や引越しする際に、新しく洗濯機を購入したけど水栓が違って設置できないと困ったことはないでしょうか。
引越しされる方に良くある悩みですが、注意点さえ分かれば「水栓の交換」は誰でも簡単にできるようになります。
今回は賃貸住宅に住む私が、実際に水栓を交換した時の写真を使い詳しく紹介します。
洗濯機が設置できなく悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
※心配でプロへ依頼したい方は「水道一番館」を見てみてください!
それでは解説します。
ニップルとは
「ニップル」とは継ぎ手の部品を言います。洗濯機用ニップルは給水ホースを蛇口(水栓)につなぐ部品です。このニップルのおかげで、洗濯機の給水ホースを水栓にワンタッチ接続できるようになっておりとても便利です。
ニップルにもいくつか種類がありますが、今回は「自動ストップ機能付」タイプに交換しました。
水道の元栓と蛇口を閉める
洗濯機の水栓を交換する前に、必ず水道の元栓と蛇口を閉めておきましょう。元栓の場所は、水道メーターの横に設置されています。通常はハンドルを左(反時計回り)に回すと緩んでいる状態(水が流れる)です。今回は閉めたい(水を流さない)ので、ハンドルを右(時計回り)に回し家中のすべての水道の水を止めましょう。
念の為、蛇口も右(時計回り)に回して閉めてください。
これを忘れると、蛇口を壁から取り外した際に水が勢いよく大量に噴き出すことになります。
水栓のパイプを外す
写真は元々「万能ホーム水栓」が付いていました。この場合、水栓との接続部分のナットを左(反時計回り)に回して緩めます。パッキンを外し忘れやすいので注意してください。工具はモンキーレンチやプライヤーレンチがあると便利です。
緩める際に少し水が漏れますので、事前にタオルのご準備をおすすめします。
プライヤーレンチの使い方は、下記の記事を参考にしてみてください。
交換する水栓のパイプを用意する
万能ホーム水栓用は近くのホームセンターにあり、¥1300円程度で購入できました。
購入したのは、「三栄水栓 SANEI PY121-4TVX-16 洗濯機用L型ニップル」です。
私は心配性なので、自動ストップ機能付にしました。
新しい水栓のパイプを付ける
外した時と逆の手順で水栓のパイプを取付けます。まずパッキンを忘れずに入れます。パッキンには向きがありますのでご注意ください。次に水栓との接続部分のナットを右(時計回り)に回して閉めます。
給水ホースを取り付ける
給水ホースのロックレバーを下にスライドさせたまま蛇口に差し込みます。
カチッと音がすれば正しく差し込めてます。
ホースを軽く引っ張ってみて、外れないか確認しましょう。
水道の元栓と蛇口を緩める
最初に閉めた水道の元栓と蛇口を緩めましょう。今度はハンドルを左(反時計回り)に回して緩めてください。蛇口も同じように左(反時計回り)に回し緩めてください。
最後に
本当に問題がないか、実際に洗濯機を動かしてみてください。
もし、水漏れ等あるようでしたら水道業者さまへ連絡して点検・修理を依頼しましょう。
私がなぜ自分で交換したかと言うと、引越しの費用に取付費は含まれていたんですが水栓の交換の場合¥10,000以上の費用が必要と言われました。自分で交換した方が安いな!と思いチャレンジしました。
もし私と同じように悩んだ方は、この投稿を読んで一度試してみるのはいかがでしょうか。
今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです