【DIY豆知識】ノギスの使い方 読み方や測り方も写真で解説

※当サイトは記事内にアフィリエイト広告を利用しています。

木材の厚さや、手のひらサイズの物の長さを正確に測定したいと思った事はないでしょうか?
【ノギス】という工具、聞いたことはあるけど使い方を知らない方?
正しい使い方とコツさえ押さえれば、DIY初心者でも簡単に正確な寸法を測定できます。
私が普段から使用しているノギスを写真で詳しく紹介します。
ノギスを買おうか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

それでは解説します。

スポンサーリンク

ノギスについて

ノギス厚さや径を測定するのに特化した測定器です。
100分の5mm(0.05mm)単位までの精密な長さを測定できます。
ノギスは特徴的な形をしており、測り方も独特です。

ヒゲオミ
ヒゲオミ

測定器と聞くと、メジャースケールコンベックスを思い浮かべる方が多く、ノギスを初めて使う時に戸惑われるかと思われます。

メジャー・スケール・コンベックスの詳しい違いは、下記の記事を参考にしてみてください。

【DIY豆知識】メジャーの使い方 それぞれの種類や特徴を解説
DIYする時に、材料や作業する場所の寸法を測ってDIYされているかと思います。 普段の何気なく使っているメジャーですが、色々な呼び方があるってご存知でしょうか?それぞれの使い方や特徴を解説していきます。

ノギスの各部の名称と役割

ノギスは各部に名称があります。
まずは使い方を理解する前に、それぞれの名前と役割を覚えましょう。

  • 【クチバシ】
    測定物の内径・内寸を測定する時に使います。
    主に筒状の物に差し込んで内径が測れます。
  • 【ジョー】
    測定物の外径・外寸を測定する時に使います。
    主に筒状・球体の物を挟み込んで外径が測れます。
  • 【メインスケール】
    ノギス本体で、目盛りが記載されている部分の事です。
  • 【バーニアスケール】
    メインスケールをスライドして使用する部分の事です。
    この目盛りを使い、小数点以下の数字を測定します。
    0.05mmまで測定が可能です。
  • 【デプスバー】
    測定物の深さ・段差を測定する時に使います。
    主にパイプやネジ穴、溝へ差し込んで深さが測れます。
    バーニアスケールをスライドさせると飛び出てきます。

目盛りの読み方

  1. メインスケールの目盛りを読む
    バーニアスケールの0点が、メインスケールの目盛り0.1ミリ単位を切り捨てた数値を読みましょう。(上記写真の場合15mmです)
  2. バーニアスケールの目盛りを読む
    メインスケールの目盛りと、バーニアスケールの目盛りが一直線になる点を探しましょう。(上記写真の場合0.2mmです)
  3. 測定した2つの数値を足す
    15mm+0.2mm=15.2mmとなります。

実際にノギスを使った測り方

クチバシ(内側ジョウ)を使用して内径(内寸)測る方法

測定物にクチバシを差し込んでスライダーを動かし、内側から広げます。

ジョー(外側ジョウ)を使用して外径(外寸)測る方法

スライダーを動かし、測定物を外側から挟み込みます。

ヒゲオミ
ヒゲオミ

ノギスで一番良く利用する測定方法です。

デプスバーを使用して深さ・段差測る方法

ノギスのエンド部分を上面に当てスライダーを動かし、デプスバーを地面に押しつけます。

最後に

ノギスは特徴的な形ですが、使い方を理解すればとても便利な測定工具です。
みなさんもノギスの使い方をマスターして、DIYで使ってみてはいかがでしょうか。

ヒゲオミ
ヒゲオミ

今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです

今回購入した工具

その他の測定商品の紹介

【DIY豆知識】「さしがね」の使い方 特徴を写真を使って解説
直角に線を引いたり、長さを測ったり、勾配を出したり、と便利な工具『さしがね』をご存じでしょうか。 まず、さしがねは金属製でL字型をしています。 長手と短手の表面・裏面に目盛りが付いています。(内側にも目盛りがあるのが特徴です) 他の呼び方としては、曲尺(かねじゃく)などとも呼ばれます。