DIYする時に、材料や作業する場所の寸法を測ってDIYされているかと思います。
普段の何気なく使っているメジャーですが、色々な呼び方があるとご存知でしょうか?
みなさん良く知らないかと思いますが、それぞれの違いを理解できれば正確に寸法を測れます。
今回はメジャー・スケール・コンベックスの3種類について写真を使って紹介します。
寸法を測る道具に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
それでは解説します。
呼び方
まず呼び名ですが、メジャー・スケール・コンベックスと呼ばれています。
聞いたことのある方ない方いるかと思いますが、私が持っている道具を順番にご紹介します。
メジャー
裁縫などに使われる柔らかいビニル製の巻尺を一般的にメジャーと呼びます。
体のサイズを測ったり、曲線の物を測るのに活躍します。
私が小さいころ、陸上競技で記録を測定する時に使うのもこれでした。
金属製の物もありますよ。
ちなみにこれは100均のSeriaで購入しました。
スケール
金属製の定規を一般的にスケールと呼びます。
直線を測ったり、カッターを使って紙をカットしたりと活躍します。
また、建築業界では三角スケールと呼ばれる縮尺定規という物もあります。
三角スケールは、製図の図面寸法を測ったりも出来ます。
ちなみにこれも100均のSeriaで購入しました。
コンベックス
金属製のテープで、先端にツメが付いており自動的に巻き取る仕組みの物をコンベックスと呼びます。
JIS規格で定義された正式な名称は「コンベックスルール」と言うようです。
特徴としては、3つあります。
- テープが折れないようにRになってる(水平保持力をもたせるため)
- テープを自動的に巻き取る構造が本体内部にある
- テープ先端に0基点となる爪が付いている
コンベックスの使い方
DIYで寸法を測定する場合、コンベックスを良く使用しますので注意点などあげます。
上の画像のように、テープ先端のツメを活用した使い方が2つあります。
まず、先端のツメの事を、「ゼロ点補正移動爪」といいます。
材料を引っ掛け測定、突当て測定ができます。この際に、先端の金具の厚さを考慮し、爪が少し動く構造になってます。
この構造のおかげで、金具の厚み分が補正され正確な寸法を測ることができるのです。
引っ掛け測定
引っ掛け測定は、テープ先端のツメが動くことにより、金具の厚み分隙間ができ 、0(ゼロ)基点が補正され正確に測れます。
突当て測定
突当て測定は、テープ先端のツメが動くことにより、金具の厚み分隙間がなくなり 、 0(ゼロ)基点が補正され正確に測れます。
ちなみに写真のコンベックスはタジマ製で、ホームセンターで購入しました。
最後に
DIYにメジャーは必須アイテムです。
正しい使い方を知らないで製作したら完成品の精度に大きく関わります。
扱いが簡単な工具でとても活躍しますので、使い方を覚えてみてはいかがでしょうか。
今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです
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