【DIY豆知識】「のこぎり」のアサリってなに?種類やアサリの役割について

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木材をカットする工具のこぎりで、『アサリ』という言葉をお聞きした事はないでしょうか?
DIY初心者だと、アサリという言葉は知らないかもしれません。
アサリを理解して「のこぎり」を正しく使えば、正確なカットが出来、製作物の精度が向上します。
私が普段から使用している「のこぎり」の写真を使って詳しく紹介します。
「のこぎり」の正しい使い方やアサリの意味で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

それでは解説します。

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のこぎりの種類

まずは、一般的な【のこぎり】の種類を説明します。

呼び名使用用途
金のこ一般的に金属板や鉄パイプを切断することに特化した「のこぎり」です。アルミ・銅・真鍮も対応できるの物もあります。
両刃
のこぎり
一番良くみるタイプかと思います。刃は横びき用と縦びき用があります。木目に対して直角に切断するときには横びき用、木目と平行に切断するときには縦びき用を使います。木目に対して斜めに切るときは、横びき用で兼用します。
導突き
のこぎり
刃が薄く、ピッチ1.0mmと細かいため、薄い板材・細い棒材などをきれいに切断するのに適します。特徴は刃の背に補強がついています。また、細工用のこぎりとも呼びます。
アサリなしのこぎり他の「のこぎり」のように、歯の先端は両側に開いたアサリがないため、刃の側面を押しつけて動かしても、材料に傷がつきません。主にダボ切り用に使います。
ヒゲオミ
ヒゲオミ

「のこぎり」と言っても、用途や形状によって多くの種類があります。
作る物によって使い分けましょう。

「のこぎり」の刃の形状

アサリありの場合

上記は、アサリありの「のこぎり」で木材を切断しているイラストです。
一般的な「のこぎり」は、アサリありの物がほとんどです。
この左右にはみ出した鋸刃によって、木材と「のこぎり」の摩擦抵抗は少なく、早く切断が可能になります。

アサリなしの場合

上記は、アサリなしの「のこぎり」で木材を切断しているイラストです。
アサリありの場合と比べると、摩擦抵抗は多く切断に時間がかかります。
メリットとしては、切断面がキレイ・切り線の幅を狭くできる点があります。

「のこぎり」の断面

アサリありの写真

「のこぎり」本体の厚みよりもアサリが飛び出ます。

アサリなしの写真

「のこぎり」本体からアサリが飛び出ません。

アサリなしの「のこぎり」の使い方

アサリなしの「のこぎり」の場合、写真のようにダボを切るのに適しています。
今回使用している「のこぎり」は【ライフソークラフト145】の替刃を使いました。
ダボ切りは、アサリありの「のこぎり」でも切れますが木材表面に傷が付きます。。

最後に

キレイに切るためには、押す力8割引く力2割の力配分で作業しましょう。
「のこぎり」の種類が多くて何買えばいいか悩んでいる方は、アサリありの 「のこぎり」1個、アサリなしの「のこぎり」1個合計2個持っておくとDIYの幅が広がりますのでおすすめです。

ヒゲオミ
ヒゲオミ

今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです

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