トイレや洗面所の床、リフォームで良く使われる『クッションフロア』に黒ずみやシミがある!!と気になったことはないでしょうか?この色移りはゴム汚染と呼ばれてます。
賃貸の退去や引越し時にこのシミなんだろう?となる前にゴム汚染の原因や対策を知っておきましょう。
今回は賃貸住宅のクッションフロアにそのような汚いシミを作ってしまった私の事例を写真を使い紹介します。
ゴム汚染に悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
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それでは解説します。
クッションフロアとは
クッションフロアとは、『塩化ビニール素材』のフロア材のこと言います。良く建築業界では『CF』と略して呼ばれてます。
塩化ビニール素材のため水はじきがいいことから、トイレや洗面所に広く使われてます。フローリング材に比べコストが安いので、入れ替わりが頻繁な賃貸で良く採用されてます。とても人気な床材です。
厚さは一般的に、「1.8mm・2.3mm・3.5mm」など数種類あります。
メリットは、手入れが簡単・種類も豊富・施工が容易でいい事づくしです。
ゴム汚染とは
『ゴム汚染』とは、塩化ビニール製のクッションフロアと滑り止めなどのゴム製品が反応して、色移りや変色してしまうことを言います。
一度ゴム汚染が起こってしまった場合、貼り替えるか削る以外の方法では消すことができません。これは床の表面が汚れたのではなく床材が変色してしまったからです。直せるかどうかは、程度や経過時間によります。
ゴム汚染が軽い症状だった場合の対策①
写真はDAISOで購入した除光液です。
100均で手に入りますので、試してみる価値はあります。
ただし、除光液は鼻につくイヤな匂いがしますので、十分換気してからの作業をオススメします。
匂いのないノンアセトンタイプもあります。
ゴム汚染が軽い症状だった場合の対策②
次はメラミンスポンジで擦ってみてください。
擦るときは、目立たないところで一度試すのをオススメします。
(クッションフロアの表面を傷つけたり、光沢を落としてしまう可能性があります)
ゴム汚染が軽い症状だった場合の対策③
出典:橙の雫 100mL – 茂木和哉のプロショップ 本店|お掃除のプロ専用!業務用洗剤の販売・通販 茂木和哉のプロショップ 本店|お掃除のプロ専用!業務用洗剤の販売・通販
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橙の雫を試してみましょう。
これは、シンナー等の溶剤よりも安全性が高く、洗浄力もあります。
D-リモネンという天然由来成分が多いので、小さなお子さんのいる家庭は安心ですね。
試してみる価値ありです!!
これを試してもダメなら、貼り替えを検討しましょう。
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橙の雫は下記YouTubeで詳しく説明されてます。
ゴム汚染対策
クッションフロアの上に家具を置く時は、設置面にゴムがついていないか必ず確認しましょう!
もしゴムがついていたら、色移りしないシリコンゴムシートなどを下に敷くとゴム汚染を防げます。
ゴム汚染対策には、シリコンゴムシートと覚えましょう。
最後に
私の場合、ゴム汚染がひどく結果としては元の状態に直せませんでした。。。
私と同じように賃貸にお住まいの方は、退去時にあっ!とならないようにこの投稿で気をつけていただければと思います。
今回の投稿が、みなさんのDIYで参考になれば幸いです
クッションフロアの「浮き」「捲れ」については、こちらの記事を参考にしてみてください。